| ■秩父屋台囃子の楽器構成 |
秩父屋台囃子は、大太鼓1つ、締太鼓3〜4つ、摺り鉦(すりがね)1つ、篠笛一本の楽器構成で演奏します。
大太鼓は、大波、小波、さざ波と、波をあしらったリズムを太いバチを使い、力いっぱい打ち込んで行きます。
大太鼓の波リズムはよく、秩父を流れる「荒川」の波を表したリズムだと言われますが、まさにぴったりの表現だと思います。
締太鼓は、「テケテケテケテケ・・・・・」というリズムを、延々と打ち続けます。
3〜4つの締太鼓が、寸分のタイミングズレも無いように叩き続けなければいけない為、単調なリズムではありますが、以外に難しい締太鼓です。
摺り鉦(すりがね)は、金属でできた鉦の縁を、小さく切った鹿の角に竹製の柄をつけたバチで叩いて演奏します。
締太鼓のテケテケのリズムに併せて、「チャキチャキ、チャキチャキ」と鉦を鳴らしつつ、大太鼓にも合わせてリズムをアレンジしていきます。
篠笛は、大太鼓のリズムに合わせて、「ピ〜ヒャラララ、ピ〜ヒャラララ」といった感じ吹きます。(秩父屋台囃子実演をご覧いただくと、解りやすいかもしれません)
大太鼓の解説でも触れていますが、秩父屋台囃子は荒川の波を表現したものだと言われています。
大太鼓が荒波を、締太鼓のテケテケがせせらぎを、摺り鉦のチャキチャキが川底でぶつかり合う小石を、篠笛は荒川の上空を舞う鳥の声を表しているように思えます。
秩父屋台囃子は楽譜がなく、先人熟練者の技を盗み、自分なりのアレンジを加えて完成させていく祭り囃子で、演奏する人によりリズム構成は変化します。
それでも、だれが演奏しても秩父屋台囃子だと認識することができます。
これは川が、一瞬一瞬でその姿を変え、長い年月の中で川幅や流域が変わったとしても、同じ川と認識できることと同じではないでしょうか?
と、考えると秩父屋台囃子は正に「川」なのです。
現在では、川底・川岸がコンクリートで固められてしまって所も数多いとおもいますが、秩父屋台囃子という川は、いつまでも自然な姿で流れ続けて欲しいと願っています。
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| つづく |
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■秩父屋台囃子の演奏を見てみよう
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秩父屋台囃子実演
(15分の動画) |
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■秩父屋台囃子解説・履歴 |
2/3掲載 秩父屋台囃子とは? |
2/10掲載 秩父屋台囃子楽器構成 |
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